顎関節症

顎関節症

顎関節症とは

顎関節症とは

顎関節症とは、顎の関節、および顎を動かす筋肉(咀嚼筋)に異常が起こる疾患の総称です。主に「顎が痛む(関節痛・筋肉痛)」「口が開けにくい(開口障害)」「顎を動かすと音がする(関節雑音)」という3つの代表的な症状があります。かつては噛み合わせの悪さだけが原因と考えられていましたが、現在では複数の要因が積み重なり、その方の耐久力を超えたときに発症する「多因子疾患」であると考えられています。20代〜30代の女性に比較的多く見られますが、年齢・性別を問わず誰にでも起こりうる現代病の一つです。

代表的な症状

  • 口の開け閉めや食事をする際に、顎関節に痛みが生じる
  • 口を開けたときなどに「カクッカクッ」
    「ガリッ」といった音が顎関節から鳴る
  • 口が大きく開かない
  • 睡眠時の強い歯ぎしりや噛みしめがある
  • 偏頭痛、全身の倦怠感、肩こり、
    めまい、自律神経の不調などがある
  • 起床時に顎の周りに疲労感や違和感がある
  • 食事をすると耳の付け根やこめかみが痛む
  • 肩こり、頭痛、耳鳴りがする

など

顎関節症の原因

ブラキシズム(歯ぎしり・食いしばり)

就寝中の歯ぎしりや、日中の食いしばりは、顎の関節や筋肉に過度な負担をかけ続けます。

生活習慣や癖

頬杖をつく、片側だけで噛む、睡眠姿勢、スマートフォンやパソコンの使用時のうつむき姿勢など、日常の何気ない動作が顎のズレを引き起こします。

ストレス

精神的な緊張は筋肉のこわばりを招き、食いしばりを増強させることがあります。

噛み合わせの不調和

歯並びの乱れや、抜けた歯の放置、合っていない被せ物などが、顎の動きを制限することがあります。

外傷

転倒や事故などで顎に強い衝撃を受けたことが原因となる場合もあります。

顎関節症による影響

顎関節症による影響

慢性的な痛みと食事への支障

痛みを避けるために柔らかいものばかりを食べるようになると、栄養バランスが崩れたり、噛む力が低下したりします。

全身の不定愁訴

顎の筋肉は首や肩の筋肉と繋がっています。そのため、顎関節症が原因で頑固な肩こり、頭痛、めまい、耳鳴りといった全身の不調(不定愁訴)を招くことがあります。

精神的なストレス

「口が閉じなくなるのではないか」「ずっと痛みが続くのか」という不安が、大きなストレスとなります。

治療方法

スプリント療法(マウスピース治療)

就寝時に「スプリント」と呼ばれる専用のマウスピースを装着していただきます。これにより、顎関節への負担を軽減し、筋肉の緊張を緩和させます。

薬物療法

炎症が強く痛みが激しい場合には、消炎鎮痛剤を処方して症状を落ち着かせます。

理学療法・行動療法

生活習慣の中に潜む癖(頬杖や食いしばりなど)を意識して改善していただくための指導や、顎の筋肉のストレッチ指導を行います。

噛み合わせの調整・矯正治療

症状が落ち着いた後、再発防止のために噛み合わせの微調整を行ったり、矯正歯科の専門的知見を活かした根本的な歯並び改善を提案したりすることもあります。

高次医療機関との連携

外科的な処置が必要と判断される難症例については、佐賀県医療センター好生館などの医療機関と密に連携し、適切なサポートを行います。

佐賀県小城市で顎関節症の治療ができる歯科医院をお探しの方へ

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「顎の音が気になるけれど、どこに相談すればいいかわからない」という方も、まずは検診を兼ねてお気軽にご相談ください。お口全体のバランスを整え、健やかな毎日を過ごせるよう全力でサポートいたします。