先天性疾患の矯正

先天性疾患の矯正

先天性疾患とは

先天性疾患とは

歯科矯正の分野における「先天性疾患」とは、生まれつき顎の骨の形や歯の数、あるいは全身の形成に何らかの不調和があり、その影響で正常な噛み合わせ(咬合)が妨げられている状態を指します。こうした疾患がある場合、通常の矯正治療とは異なり、早期からの継続的な顎の成長管理や、時には外科的なアプローチを伴う高度な治療計画が必要となります。また、国が指定する特定の先天性疾患に起因する矯正治療については、一定の基準を満たした医療機関であれば、自費診療ではなく「保険診療」の対象となるのが大きな特徴です。

主な先天性疾患の種類

唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)

唇や顎、上顎の天井部分(口蓋)が繋がらずに生まれてくる疾患です。
顎の骨の連続性が絶たれているため、歯並びの乱れや顎の発育不全が顕著に現れます。

先天性欠如(6本以上の非症候性部分性無歯症)

生まれつき永久歯の数が足りない状態です。特に6本以上の歯が欠損している場合、将来的な噛み合わせを構築するために専門的な矯正治療が必要となります。

ダウン症候群

全身的な筋力の弱さや顎の発育のバランスにより、反対咬合(受け口)などの不正咬合が生じやすい傾向があります。

その他の指定疾患

鎖骨頭蓋骨異形成症やトリーチャー・コリンズ症候群など、厚生労働省が指定する50種類以上の疾患が対象となります。

当院の先天性疾患矯正について

専門的な知見に基づく診断と計画

専門的な知見に基づく診断と計画

先天性疾患の矯正は、成長のステージに合わせて10年以上の長期にわたることも少なくありません。当院には矯正歯科を専門とするドクターが在籍しており、将来的な永久歯の生え変わりや顎の成長変化を精密にシミュレーションした上で、無理のない治療計画を立案します。

総合歯科ならではのチーム医療

総合歯科ならではのチーム医療

先天性疾患をお持ちのお子様は、歯の形態異常や、お口の自浄作用が働きにくいことで、むし歯のリスクが非常に高くなる場合があります。当院は一般歯科を併設しているため、矯正治療を行いながら、日常的なむし歯予防やメンテナンスも一貫して受けていただけます。

高次医療機関との密な連携

高次医療機関との密な連携

手術を伴う唇顎口蓋裂などの症例については、高次医療機関(佐賀医大、嬉野医療センター、福岡歯科大学)と密に連携を取り、足並みを揃えて治療を進めてまいります。
※連携している医療機関へ紹介いたします。

佐賀県小城市で先天性疾患の矯正ができる歯科医院をお探しの方へ

佐賀県小城市で先天性疾患の矯正ができる歯科医院をお探しの方へ

「自分の子が対象になるのかわからない」「まずは話だけ聞いてみたい」という場合も、どうぞお気軽にご相談ください。専門知識を持つスタッフが、温かく、丁寧に対応させていただきます。皆様の不安を少しでも安心に変えられるよう、スタッフ一同お待ちしております。